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BEACH代表のカズです。
今年もトレイルランニング、アウトリガーカヌーにサーフィンをはじめ、目一杯
楽しみたいと思っております!
先月、ニュージランドのトレイルランニングレースに参戦してきましたのでご報告です。
TARAWERA ULTRA MARATHON102kmのトレイルランニングです。
マオリ文化を尊重した大会運営で、走り易いトレイル、NZの大自然を満喫できるコース設定でした。
レースは、62km・87km・102kmのカテゴリーと62kmと87kmにはリレー部門もあります。
102kmはUltra-Trail WORLD TOURの一戦で、UTMBWesten States 100Mile Endurance Runのqualificatio(予選)レースになっているので、テンションも上がりますね!
102kmのコース上にはエイドが11箇所もあり、登り2720m下り3020mと比較的に走れるコースです。ミノリさんが参戦した62kmも登り1603m下り2030mです。


102kmを16時間以内に走れば、Westen States 100Mileの予選通過。
なので目標タイムは16時間です。が、調子がよければ13時間位で走れるかもと欲も出てました。

スタートゲート(大会の前日風景)は、REDWOODS。名前の通りの風景です。




レース前日に参加したコースガイダンス風景。
カズ&ミノリ、ウォーリーをさがせ状態。


大会当日の午前5時30分頃、スタート直前にマオリ族民族舞踊ハカが舞います。
2月のNZは真夏ですが、この時間は気温10℃程度で肌寒い中マオリは半裸ですよー。


スタート時はまだ暗く、ヘッドランプ着用です。
 


前半戦は湖畔を抜けるアップダウンが続きます。
折角なので、写真を撮りながら行く余裕を持ってと思ってスタートしてます。



 

その余裕は長くは続きませんでした。
気持ちの良さそうな湖畔横ですが、歯を食いしばってるんですよ。
実は脱水状態なんですー。
前半の30km位でやたらと眩み、眠さを感じだしました。なんか調子悪いなーなんて思ってたのですが、スタートからしばらくずっと肌寒かったので、自分がどれだけ汗をかいているのか分からず、脱水していることにも気づけてないんです。


多分、15〜16km地点でのこの写真を見ると相当に汗かいてます。
でも気づけず、水分補給もまったく足りていない状態。


自分が脱水していることにようやく気づいたのが、この後30km過ぎたころからです。
そこからは、ハイドレーション内の電解質水(shotzエレクトロパウダー水)をガブ飲みし、平行してパウダーも直飲みします。レース後半に摂るつもりで用意したshotzエナジージェルカフェイン入りも早々に投入です。
レースでカフェインを効かせる為に1ヶ月ほどカフェイン抜きをしていたので、カフィン入りのジェルは効きました。摂取後、5分位で集中力を感じられます。が、長続きしない。

今回用意したshotzとエナジーバー。
shotzジェルは20個用意し13個(カフェインは全部)、エレクトロパウダーは用意した15本を全て摂取。patagoniaのエナジーバーは万が一、走れなくなった時に用意しましたが、レース中に食べることはなく、ゴール後にいただきました。美味しさが、身に沁みたなぁー。


今までレース中に感じたことのない眠さと気怠るさ。本当に辛い。布団に包まって眠ってしましたい。そんな気持ちを唇を噛んだり、舌を噛んだりしながら文字通り歯も食いしばって振り払いながら走り続けました。歩いてしまうとそのまま寝てしまいそうな位の倦怠感。

そしてまだ、30kmしか走っていないのに大腿四頭筋(太もも前)も攣(ツリ)そう...
大腿四頭筋が攣ったことなんてないのに、どうしたんだと一瞬焦りながらも冷静になりますよー。
「大丈夫、これは脳が走るのを辞めさせる為に本当は疲弊していない筋肉を攣らそうとしているだけだ!」と自分に言い聞かせ、ひたすら走り続けます。1時間程度、攣りそうな大腿四頭筋をダマしたりスカしたりしながらふと気づくと攣りそうな感覚はなくなった。やっぱり、脳の悪戯だ!と勝ち誇りたいんですが、怠さは中々取れず、70km地点までは辛いつらいランが続きました。唇腫れちゃうかなーと思う位噛み続けました。

エイドステーションの様子です。
各自が持参するマイカップを使用、紙コップの用意はありません!


後半は針葉樹の林道が続きます。
走れるコースだけに、気怠さが本当に辛いです。



歯食いしばってますね。。。
 

70kmを過ぎた頃からは脱水からくる気怠さも70km走り続けた疲れに紛れてか気にならなくなりました。そうなれば、あとは淡々とエイドを繋いで気持ち良ーくゴールを目指すだけです。


ゴール前、ダッシュ出来るほどに回復しています。
 

12時間19分58秒でゴール!
途中辛かったものの、終わってみれば目標タイムより早く終えられました。
今回は本当に水分補給の大切さを思い知らされる大変良い経験ができました。
TARAWERA ULTRA MARATHONは、100kmのウルトラトレイルランニングを目指すには良い大会だと思います。爽やかな気候(脱水しなければ、、)に素晴らしい風景と走り易いコースは、メンタル面でも助けてくれます。

62kmに参加したみのりさんは、終始楽しく気持ちよく走れたそうです。
62kmでは、アドベンチャーレースみたいな川渡りもあったそうです。

毎年2月初旬に開催されていますので、来年チャレンジしたい方は声かけてくださいねー。
一緒に走りましょう!
TARAWERA ULTRA MARATHON 



 

 

 


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