葉山の浜から伊豆大島、大島から葉山までOC6(6人乗りのアウトリガーカヌー)
で漕ぎ渡る
「大島Crossing」2017年5月27日(土)〜28日(日)に実施した冒険です。
「大島Crossing」は、今年で4回目のチャレンジです。
最初のチャレンジは、二つの台風が大島の遥か南に発生し、出発することすら
できませんでした。
その後の2回は風と潮に恵まれて、本当にスムースに横断してしまいましたが、
今年の予報は往路も復路も逆風が吹くとのこと。
そんなハードになるかもコンディションにチャレンジするのは、BEACH葉山アウトリガーカヌーサークルBEACH BOYSメンバー、コーチ陣のヘッドコーチ星詩、星穂、デカヤスをはじめBEACHメンバーそして本当に心強いサポートにKeep Paddling小林俊さん。総勢23名。
エスコートボートは今年も江ノ島でいとう丸。
でいとう丸は、いざとなればOC6も積める30名以上乗れる快適な船です。
もちろんトイレ完備。
葉山から、目指す大島岡田港までは、直線距離にして約55km。
潮にもよりますが、地図の様に島を回り込むルートを取るともう少し距離が出ます。
この海峡は黒潮が入り込むこともあり、その潮にぶつかると人力では
太刀打ちできなくなってしまいます。
Keep Paddling俊さんから事前に聞いて黒潮予報はこんな感じ。
往路の27日は、朝から南風が吹いて逆風の中を漕いで行くことになります。
さて、どうなることか。
サポート船は、朝5:00に葉山鐙摺港を出発!
大浜から同時刻に出発しているOCはどこだ?
おー、居た居た!無事に合流できました。
太陽も顔を出し、気持ち良くまだ然程強くはない南風に向かって元気にパドリング開始!
参加メンバーは、海のコンディション、技量や希望によりコーチ陣の判断、指示にて
20〜60分ずつOCを漕ぎます。
交代時は船から飛び込み、ますがサポートが着きますので、安心です。
葉山から15〜20kmほど外洋に出ると水の色が変わって来ます。
そこを泳げるだけでも最高の体験。水も冷たく気持ち良い!
外洋では色々な船とも遭遇。
船長の指示に従い、進路を邪魔しないように注意します。
きっと、向こうからOCは見えてないでしょう。
基本、向かい風の往路はひたすら我慢のパドリング。
海はどんどん荒れて来ます。
風が強まりウネリをともない1番シートは、特に激しい上下動の中をパドリングしている様子がわかりますねー。
風はさらに強まります。
ちょと気をぬくと、OCがフリ(転覆)することもあるのです。
フリした時は慌てず騒がず、その後の対応が大切です。風に押し戻されることを最小限に止めるためにも素早く復旧させます。船を起こす、パドルを回収する、船首を維持する、水抜きをする等々、各自が役割を果たします。
またまたトラブル発生!
今度は水の侵入を防ぐスプレースカートが外れてしまい、波が来るたびにOCに水が入ってしまいます。ヘッドコーチ星詩が飛び込み、船首からよじ登って調整しています。
その後も向かい風に果敢に挑み、漕ぎ始めから約10時間、自力で大島にたどり着けました!
あの風が嘘のように大島岡田湾内は落ち着いていました。
データ上の漕航距離は、63.2kmです。
大島では元町の温泉宿「赤門」にお世話になります。
温泉に浸かり、直ぐに夕食!
宿から舟盛の差入れもありましたよ!
おかずがどんどん運ばれて来ます。
夕食の後は復路に備えて、各自早目に就寝したと思われます。
翌朝もしっかり食べてエナジーチャージ!
大島牛乳が絶品です。
赤門さんには本当に良くしていただいております。
去年に引き続き、バナナの差入れいと今年もビワ畑でもぎたてのビワをくださる
とのことで捥ぎモギ隊の出動です!
往路はゆるい北風(向かい風)を受けながらの出発です。
昨日のウネリは残らず、快適快調にスタート!
港を出て振り向くと、人工物が殆どない美しい島が、「また来いよ」と言ってくれているかのようです。
復路は潮にも押され、順調にグングンと進んで行きます。
スムースなウォーターチェンジを目指して、練習もできるコンディション。
引き波に乗る練習も
復路では、鯨の群れにも遭遇です!
船長曰く、マッコウ鯨とゴンドウ鯨。少し遠いですが、鯨の背ビレがハッキリ見えますよ。
順調、順調、もう葉山が肉眼で確認できます。
復路はトラブルとは無縁で、約6時間ほどで無事に大浜へ到着です。
復路は58.7km
アウトリガーカヌーは競技志向になりがちですが、元来海上の移動手段として使われていたものです。これからもレース以外の楽しみ方を探求していきましょう!
参加いただいた皆さん、本当にお疲れさまでした!
で漕ぎ渡る
「大島Crossing」2017年5月27日(土)〜28日(日)に実施した冒険です。
「大島Crossing」は、今年で4回目のチャレンジです。
最初のチャレンジは、二つの台風が大島の遥か南に発生し、出発することすら
できませんでした。
その後の2回は風と潮に恵まれて、本当にスムースに横断してしまいましたが、
今年の予報は往路も復路も逆風が吹くとのこと。
そんなハードになるかもコンディションにチャレンジするのは、BEACH葉山アウトリガーカヌーサークルBEACH BOYSメンバー、コーチ陣のヘッドコーチ星詩、星穂、デカヤスをはじめBEACHメンバーそして本当に心強いサポートにKeep Paddling小林俊さん。総勢23名。
エスコートボートは今年も江ノ島でいとう丸。
でいとう丸は、いざとなればOC6も積める30名以上乗れる快適な船です。
もちろんトイレ完備。
葉山から、目指す大島岡田港までは、直線距離にして約55km。
潮にもよりますが、地図の様に島を回り込むルートを取るともう少し距離が出ます。
この海峡は黒潮が入り込むこともあり、その潮にぶつかると人力では
太刀打ちできなくなってしまいます。
Keep Paddling俊さんから事前に聞いて黒潮予報はこんな感じ。
往路の27日は、朝から南風が吹いて逆風の中を漕いで行くことになります。
さて、どうなることか。
サポート船は、朝5:00に葉山鐙摺港を出発!
大浜から同時刻に出発しているOCはどこだ?
おー、居た居た!無事に合流できました。
太陽も顔を出し、気持ち良くまだ然程強くはない南風に向かって元気にパドリング開始!
参加メンバーは、海のコンディション、技量や希望によりコーチ陣の判断、指示にて
20〜60分ずつOCを漕ぎます。
交代時は船から飛び込み、ますがサポートが着きますので、安心です。
葉山から15〜20kmほど外洋に出ると水の色が変わって来ます。
そこを泳げるだけでも最高の体験。水も冷たく気持ち良い!
外洋では色々な船とも遭遇。
船長の指示に従い、進路を邪魔しないように注意します。
きっと、向こうからOCは見えてないでしょう。
基本、向かい風の往路はひたすら我慢のパドリング。
海はどんどん荒れて来ます。
風が強まりウネリをともない1番シートは、特に激しい上下動の中をパドリングしている様子がわかりますねー。
風はさらに強まります。
ちょと気をぬくと、OCがフリ(転覆)することもあるのです。
フリした時は慌てず騒がず、その後の対応が大切です。風に押し戻されることを最小限に止めるためにも素早く復旧させます。船を起こす、パドルを回収する、船首を維持する、水抜きをする等々、各自が役割を果たします。
またまたトラブル発生!
今度は水の侵入を防ぐスプレースカートが外れてしまい、波が来るたびにOCに水が入ってしまいます。ヘッドコーチ星詩が飛び込み、船首からよじ登って調整しています。
その後も向かい風に果敢に挑み、漕ぎ始めから約10時間、自力で大島にたどり着けました!
あの風が嘘のように大島岡田湾内は落ち着いていました。
データ上の漕航距離は、63.2kmです。
大島では元町の温泉宿「赤門」にお世話になります。
温泉に浸かり、直ぐに夕食!
宿から舟盛の差入れもありましたよ!
おかずがどんどん運ばれて来ます。
夕食の後は復路に備えて、各自早目に就寝したと思われます。
翌朝もしっかり食べてエナジーチャージ!
大島牛乳が絶品です。
赤門さんには本当に良くしていただいております。
去年に引き続き、バナナの差入れいと今年もビワ畑でもぎたてのビワをくださる
とのことで捥ぎモギ隊の出動です!
往路はゆるい北風(向かい風)を受けながらの出発です。
昨日のウネリは残らず、快適快調にスタート!
港を出て振り向くと、人工物が殆どない美しい島が、「また来いよ」と言ってくれているかのようです。
復路は潮にも押され、順調にグングンと進んで行きます。
スムースなウォーターチェンジを目指して、練習もできるコンディション。
引き波に乗る練習も
復路では、鯨の群れにも遭遇です!
船長曰く、マッコウ鯨とゴンドウ鯨。少し遠いですが、鯨の背ビレがハッキリ見えますよ。
順調、順調、もう葉山が肉眼で確認できます。
復路はトラブルとは無縁で、約6時間ほどで無事に大浜へ到着です。
復路は58.7km
アウトリガーカヌーは競技志向になりがちですが、元来海上の移動手段として使われていたものです。これからもレース以外の楽しみ方を探求していきましょう!
参加いただいた皆さん、本当にお疲れさまでした!
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